「$%#@ちゃん、忘れなさい」


急な激痛が頭を襲う。


急に頭を抱える私を心配そうに覗き込む悠斗の腕に身を任せ、意識を手放す。


「$%#@、$%#@」


何度も呼ばれているのに、なんて呼んでくれているのか聞き取れない。