「#$%&様がね。お城を案内してくれるんだって、行ってもいいでしょ。」 小さな私は母にねだる。 この頃、母の言葉が絶対だった事を思い出す。 「いいわよ。でも、あまり遅くなっては駄目よ」 しょうがないわね。と、小さな私を諭す。