ヴァンパイヤに魅せられて〜虜〜

「……おっと」


脚立から降りようとして悠斗は足を踏み外す。


冷や汗が背中を伝うのがわかる。


それでも声は出なかった。


頭から落ちる。


そう思い美沙は目を閉じる。


「きゃー、かっこいい」


美沙が目を開と悠斗が綺麗に着地していた。


また騙された。