悠斗の右腕が腰に回され引き寄せられる。


「………い、痛い」


首筋に痛みを感じ顔をしかめる。


「悠斗、痛いよ。離して」


悠斗の胸板を叩いてみるもののビクともしない。


ズズズと、何かを啜る音がする。