「お…お邪魔しまーす」 「ふっ 誰もいないですよ?」 私はシン君の家に足を踏み入れた 「いいのー!! 人間としてのマナーなのですよ?」 「そうっすね 笹本先輩はそういう人でしたね」 「……バカにしてる…?」 「全く そういうところ 好きです」 さらっといつもなら照れるようなことを言ったのに そのあと 「俺の部屋行っててください なんか適当に飲み物持ってくんで」 と キッチンの方に消えていった 不意打ちだ ズルい まあ 純粋だからこそ言えるのかもしれないけど