EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ



 その後、もらった袋からパンを出してかじったが味なんてろくにわからなかった。

理由は急に襲ってきた怠さ。

「なん、で…?」

風邪を引いて熱を出した時に似ている。

「さっきまで…なんともなかったのに…」

とりあえず、寝る前にシャワーを浴びたい。


(……お風呂、行こう)


怠い身体を無理矢理動かして、小鳥はバスルームへ行く準備を始めた。



着替えを持って再び廊下を歩き、奥にあるバスルームへ入る。

ゆっくり浸かりたかったが、怠い上にのぼせるのは避けたい。

広々としたバスタブに浸かることはせず、最低限シャワーだけ済ませると小鳥はさっさとバスルームから出た。

のは良かったが…。


「あっ!」


戻る途中、足がふらついて廊下に倒れ込む。


(どうしよう……怠くて歩け…ない)


シャワーを浴びる前よりも酷くなってきた。

なかなか立ち上がれないでいると…。


「お前、邪魔」