「なら、君を本気にさせればいいんだね」
「は…?」
ぶっ飛んだ結論にポカンとなった。
開いた口が塞がらない。
「君が本気で僕を好きになったら、君は僕に殺されることを至福に思うんだ…」
「ちょ、ちょっと待って下さい!それは違――」
「どうして否定するの?僕は愛する相手を殺したい。君は愛する相手に殺されたい。完璧じゃないか」
「別に私は、進んで殺されたがってるわけじゃありませんから!だいたい白魔さんだって、私のことなんとも思ってないでしょう?」
キッと睨みつけるも、まるで効果はなかった。
先程よりも顔を近づけてきた白魔は妖艶に微笑む。
「そうだね。だから…」
小鳥の頬を優しく撫でる白く冷たい指先。
「君の魅力を教えてよ」



