「えっと……よく言うじゃないですか。“好きな人のためなら死んでもいい”って。その考え方なら、わかるような気がします」
「え…?」
思いがけない小鳥の台詞に白魔の目が見開かれた。
「好きな人のために死ねるなら本望だし、それくらい相手を好きになっちゃう恋愛には憧れます」
「憧れ、る…?」
「はい」
素直に頷いたら、キョトンとした表情のまま白魔が呟いた。
「君は僕に殺されたいの?」
「え…?えぇ!?なんでそうなるんですか!?」
「だって死んでもいいんでしょ?好きな相手のためなら」
「そ、それは本気で好きなった人のみです!私は白魔さんのことなんてっ…別に…」
「なんとも思ってない?」
見下ろしてくる白魔の視線が痛い。
小鳥が目を泳がせた時だった。



