EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ


「んなわけないだろう。俺様達は任務中だ。二人一組になって誘拐犯を……って、俺様とペアの奴どこ行った?」

「知るか。つーか誘拐犯て何?この遊園地にそんなヤバイ奴いるわけ?」

「その質問に答えてやってもいいが、まず手を離してくれないか。何気にこの体勢キツイぞ」

胸倉を掴まれ持ち上げられているため、爪先立ち。

カロンに解放を訴えてみるも…。

「あんたのツラさなんて知るか。早く質問に答えろよ」

怒っているカロンは冷ややかだ。

「貴様、俺様が冷静なうちに手を離した方が身のためだぞ?」

カロンの発言に苛立ちを覚えた俺様軍人。

彼がどこからともなく手裏剣を取り出した――その時。


「はーい、そこまで」


ルカと小鳥の後ろから男子の声が飛んできた。

「僕のペアを解放してくれない?これでも一応、任務中だから」

皆が一斉に声の主を見ると…。