と、三人が走る後方からぶつぶつ話す低い声が聞こえてきた。
「リア充死ねリア充死ねリア充死ねリア充死ねリア充死ねリア充死ね」
カロンが振り向くと、そこには――。
「……なんか、リア充に物凄い恨み持ってるお化けが釘バット振り回して追いかけてきてる」
「うわああ!呪ってんじゃねー!!!!」
「ル、ルカくん!足速いですぅう!!」
ろくに周りを見もせずにどんどん走る。
全速力で道なりに進み、前方に発見した黒いカーテンをくぐった時、ようやくルカの暴走は止まった。
「ハァ、ハァ…カ、ロン……後ろ、いる?」
「リア充死ねお化けならもういない」
「よ、良かっ…た…」
脱力してホッとしたのも束の間。
「あ、あの……」
息を整えながら小鳥が近くにある立て札を指差した。
「ん?なになに?」
カロンが立て札の文字に目を通す。



