「ルカくんのお母さんはどんな方だったんですか?」
「んー、顔はオーレリアンに似てたな。性格は…明るくて、天真爛漫」
「ルカくんと似てますね」
「そ、そうかな?そうなら嬉しい」
頬をかきながら照れ笑い。
「母さんはフェオやオーレリアンみたいに実験とか研究が好きでさ。よく変なもん作っては家の壁を爆発させてたんだよなー。将来の夢は発明家!とか笑顔で言ってた」
「な、なんか、スゴイお母さんですね…」
「だろ?いつ怪我すんじゃないかってヒヤヒヤもんだったけど、母さんが生きてた頃は楽しかったな~。…まあ、カロンの母さんは怖かったけど」
「会ったことあるんですか?」
「うん。カロンの母さん、顔はめっちゃ可愛いんだけど性格が…なんつーの…自己チュー?嫌~な感じだった。カロンのことも“父さんを自分に繋ぎとめるための道具”みたいなこと言ってたし」
「そんな…。酷いです」
「だよな。だからカロンは自分の母さんにウンザリしてたみたい。死んで清々したって言ってた。…って、こんな暗い話つまんないよな。ゴメン」
「いえ…。皆さん、色々あったんですね…」
母親に拒絶された白魔。
金のために売られた静理。
道具扱いされていたカロン。
母親が殺され、自責の念に駆られるオーレリアン。



