EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ


「うわお!ツンドラオーレリアンがキレた!逃げろ!」

「待てクソ猿っ!」

二人の追いかけっこが始まった。

招待客の間をすり抜けてちょこまか逃げるアルト。

すぐには捕まらないだろうと思いきや。

「わわっ!?」

アルトの身体にムチが巻き付いた。

「こら、廊下は走らない。いつも注意してるよね?」

にこやかな表情の静理が愛用のムチで問題児を捕獲。

「はーなーせー!ムチ野郎のバカヤロー!ここは学校じゃないし廊下でもなーい!」

暴れるアルトを引っ張って静理は小鳥のもとへ歩いてきた。

「うるさいのがゴメンね。面倒だから女性達の中に捨ててくるよ」

「え…大丈夫なんですか?」

「今はカロン達が大変なことになっているからね。選手交替だよ」

というわけで、スケープゴートよろしく女性客の中に放たれたアルト。

おかげでカロンやルカが解放され、小鳥の隣に戻ってきた。