偉そうに宣言してからオーレリアンはパタパタと手で自分の顔を扇いだ。
「あっつ…」
頬の熱を冷ますように風を送る。
(この仕種、前にルカくんもしてたような…)
やはり兄弟だ。
よく似ている。
「……なに?」
小鳥が見つめていると、横目でオーレリアンが見つめ返してきた。
「いえ…その……オーレリアンさんとルカくんて、よく似てるなって…」
言った瞬間、オーレリアンの青い瞳が妖しく光った。
と思ったら。
――ドンッ
壁に片手をついたオーレリアン。
鼻と鼻がくっつく程の近距離まで迫られる小鳥。
目の前の清んだ瞳に、驚いた表情の自分が映り込む。
「ルカじゃなくてさ、僕を――」
その時だった。
「小鳥ちゃん久しぶり~!元気?ついでにオーレリアンも」
元気な声が飛んできた。
横を見れば、白い仮面をつけた赤髪の男子がこちらに手を振っている。



