EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ


太陽光線を浴びると闇人の皮膚細胞は破壊され、全身が爛れ、腐り、朽ちる。

前にオーレリアンが言っていた。

「それって……死んじゃうんじゃ…!」

「うん……そうだね。実際、何人も死んだよ。けれど、また買えばいい話なんだ。奴にとっては。代用品なんていくらでもいるからね」

「買うだなんて……そんなことが許されるんですか…?」

静理は質問を聞きながら壊れ物を扱う手つきで小鳥の服をもとに戻した。

背中が隠れてホッとしている小鳥の身体をそっと抱き起こし、共に柩に腰掛ける。

「奴は上手く闇人と取り引きしている人間の一人だよ。だから奴の行動は闇人の間で黙認されているんだ」

血のように赤い静理の瞳が怒りを孕む。

「静理さん、どうしてそんな人と知り合いなんですか?」

闇人を見世物にしている男を静理が快く思っていないのは明白。

不思議に思い問えば、彼は悲しげに微笑んだ。

「薄々、気づいているんじゃないのかな?」

「え…?」

「俺も買われたんだよ。昔ね」