「僕のせいで、地下に残った母様は……シャルロットに殺された…。ホントッ、ウザイくらいしつこいんだよ!あの女っ!!なんなんだよ!!なんで母様が殺されなきゃならないんだよっ!!」
死に際に駆け付けたオーレリアンがシャルロットにナイフを向けたら、マリアンヌは言った。
――ダメ…よ、オーレ…リアン。やめ…な…さい
殺すなと言った。
シャルロットを。
殺すなと――。
そして今、自分を抱きしめる小鳥も似たようなことを言う。
「事情はわかりました………ですが、カロンさんを殺すのは間違ってますよ…」
「わかってるさ、そんなこと!カロンを殺したってお門違いだ。けど、仕方ないだろ!?どうしようもなくイラツくんだよ!」
マリアンヌが亡くなった後、シャルロットはジェラルドに殺された。
最初からそうしていれば良かったんだよと、オーレリアンは何度も父親を責めた。
けれど、わかっている。
「一番悪いのはこの僕なんだ!父様やカロンに八つ当たってみても、胸の痛みは消えない…!」



