「首輪…?お前、冗談でもやるなよ?小鳥を監禁したら――殺す」
冷めた眼差しでカロンを威圧するルカに、小鳥は狂気的な何かを感じた。
(ルカさん、こんな顔もするんだ…)
小鳥と接していた時の、あの照れた表情は幻だったのではないかとすら思えてくる。
「こら。ルカ、喧嘩はやめなさい」
静理が穏やかな声で、しかしハッキリと言った。
「カロンも手を離すんだ。ごめんね、小鳥ちゃん」
「いえ…」
(良かった…。静理さんが一番まともかも)
ホッとしたのも束の間。
「僕はよろしくしないから。さっさと出てけよ家畜」
オーレリアンが刺々しさ全開で睨んできた。
「か、ちく…」
彼に家畜呼ばわりされたのはこれで二回目だ。
少なからずショックを受けてポカンとしていると、さらに言葉を畳み掛けられた。
「お前、頭弱いの?家畜の意味も理解できないわけ?なんならメスブタって呼ぼうか。その方がわかるでしょ」



