慣れた手つきで「それ」を小鳥の首に装着する。
「おー。やっぱ似合うな、あんた」
感動した表情で自分を見つめるカロンに小鳥は動揺した。
首を触ってみるとそこには――。
「首、輪…?」
「そ。見る?」
親切にも隅っこにあった化粧台から手鏡を持ってきてくれた。
鏡を覗き込むとピンク色の首輪が目に映る。
痛くないよう柔らかい革製のそれはアクセントに小さなリボンがついていて見た目がとても可愛らしい。
そして、なぜか小鳥の首にサイズがピッタリだった。
「これ、本当に首輪なんですか?」
「そうだけど」
「とっても可愛いです!アクセサリーみたい」
素直に感想を述べたら、カロンは一瞬目を見開いた。
「………へえー、そう。褒められると苦労が報われるな」
「苦労…?」
「それ、俺の手作り」
「え!?この首輪が!?」
頷くカロンに小鳥は心から感心した。
「すごいですね…。こんなステキなのが作れちゃうなんて」
「まあね。俺の愛がこもってるから」



