「あ?小動物がいる…。珍しい」
「か、カロンさん!その人達は…!?」
「これ?今日の収穫。焼き印押したら全員気絶しちまった。意気地ねぇよな」
まるで明日の天気の話をするかのよう。
何気なく話すカロンを呆然と見つめながら、小鳥は初めて会った時、自分もカロンに焼き印を押されそうになったことを思い出した。
いきなり「服を脱げ」と言われて驚いた記憶が蘇る。
「カロン、さっさと置いてきなよ。目が覚めたらギャーギャーうるさいから」
「あー、そうだな」
オーレリアンに指摘され廊下の突き当たりを右に曲がろうと歩き出す。
「いい?それがA。そっちの二匹がC。間違えるなよ!」
「へいへい」
やる気のない返事をするカロンに小鳥は問い掛けた。
「カロンさん…どこに…?」
「檻。あんたも来る?せっかくここまで来たんだし、見てけば?」
至って平然と誘われ、小鳥は一瞬怯んだ。
しかし、何のためにここまで来たかを思い出す。
涼子を白魔の手から救い出したい。
小鳥はカロンの後に無言でついて言った。



