EGOISTIC狂愛デジャ・ビュ



 一限目の授業が終わったのは、それから一時間半後だった。

聞けば一つの科目が一時間半授業だとか。

さすがの小鳥も後半は眠たくなってカロンと一緒にウトウトしてしまった。

カロンには容赦なくチョークが飛んできたが、小鳥のことは見逃してくれたようだ。

静理にニッコリ笑顔で注意されただけで被害はなかった。


「次はなんの授業ですか?」

「正しい人間の飼い方」

カロンの言葉を聞いた瞬間、小鳥は固まった。

「そ、そんな授業が…あるんですか?」

コクリと頷くカロンを見つめ冷や汗をかいていると、アルトが会話に入ってきた。

「俺は次、血の美学とってるからここでお別れだね。小鳥ちゃん」

「違う授業なんですか?」

「そ。二限目からは選択授業だから」

そう言ってウインクすると、アルトは「じゃあね」と手を振り行ってしまった。