「ただいまー」

「おかえりー
あ、なんか荷物届いてたよ」

「ほんとに!?
やったー!」

やっと届いた!

「うん
部屋に置いといたわよ」

私は2階まで階段をかけあがった

よし、行こう

7年前、鞍月先生の高校生時代

『もしもしマリー』

『おぅあ、届いた?』

『うん!あけていい?』

『うん、いいよ』

箱を開けるとうさぎのぬいぐるみが入っていた

女の子用ってこうゆうことかと納得

『かわいいね!うさぎ型にしたんだ』

『そー!完璧に自分の好みに合わせてるよねー笑笑』

『で、どうすればいいの?』

『尻尾のとこにあるボタン押せば起動する』

『オッケー
あ、名前つけていい?』

『うん。いいよー』

『じゃあね…マホ!マホにする』

『マホ?』

『魔法のぬいぐるみのはじめの2文字とってマホ!』

『なるほどね。いんじゃない?
ところで、何年前にいくの?』

『7年前』

『なんでそんなびみよーなときに?』

『え?いや…その、ラッキー7!
コンピュータ技術も発達してる頃だろうし…』

なんとかごまかせた

好きな人に会いにいくなんて絶対言いたくない

マリー怒ったら怖いし

『そーゆことね。ちゃんと考えてるんだ』

『うん。実験の段階なんだから』

『家とか身分とかはマホがハッキングしたりして用意するから何も心配しないで』

『ォヶォヶ♪』

『気をつけてね』

『うん!いってきまーす!』