「おかえり、冬李ちゃん」
上の広いところまで登ると弥生が私の頭をなで…ようとした
ーバシッ
「……冬李に触れるな、弥生」
「あはは、僕にまでヤキモチ?そんなんじゃ冬李ちゃんに嫌われるよ?」
嫌うどころか信用してないんで
私は無表情でふたりを見ていた
「俺、こいつ気に入った!」
急に声が聞こえたと思ったら嵐斗が私の腕を引っ張り胸に閉じ込めた
いや、可笑しいだろ
気に入ったからって抱きしめるやつがいるか
鳩尾殴ってやろうか
拳をつくり殴ろうとすると……
ーグイッ
また後ろに引っ張られた
「嵐斗〜冬李ちゃんはみんなのだから〜抱きしめちゃダメだよ〜」
蒼翔が眠そうに私を抱きしめていた
おい、お前もか
こいつらほんとなんなんだよ

