「………イチャついてんじゃねぇよ」
嵐斗のイラついた声が聞こえる
それに舌打ちをする優
たすかった……
顔がどいた瞬間起き上がりすぐ優から離れた
この、変態め
遠くのソファに座り優を睨みつける
ちらりと私の方を見るとにやりと笑った
………相当、タチが悪いな
私はため息を吐き睨むのをやめた
狙った獲物は逃がさない……ってところか
全く、こっちはお前らの敵だってのに
まぁ……それはそれで楽しそうだ
私は小さく笑みを浮かべ、またすぐ無表情に戻す
「あ、優稀。全員揃ったみたいだよ?」
ニコリと笑う弥生をチラリと見た優は立ち上がり私の手を引いて歩き出した
…………おい
仕方なくそのまま歩く
私の後ろで弥生がクスクスと笑っていた

