極悪非道の暴走族





「ふーん。そ」


パリパリと音を立てて食べる


が、横から嵐斗がすっごい見てくる


なに、欲しいの?


視線を嵐斗に移すと嵐斗は視線を逸らした


………あぁ、欲しいのか


「なに、嵐斗。欲しいのか?」


「ん、なわけねぇだろ!!」


顔真っ赤にして言われても説得力ないぞ


「へー、ならこっちみんな」


「………っ!」


いや、なんでさらに顔赤くなるんだよ


「冬李ちゃーん。俺にちょーだーい」


蒼翔が私に手を伸ばしてくる


ひと掴みして蒼翔の手のひらに置いた


「…はい」


「あーりがとー」


にへらと笑った蒼翔


それを睨みつける嵐斗


まったく、いったいなんなんだ