極悪非道の暴走族






「………冬李、行動を制限するなってどういうことだ?」


足を組んだ優が私を見揃える


「……あぁ、そのこと。それ、家庭の事情。だから7時以降、私の事は放っておいてくれて構わない」


弥生からケーキを受け取り食べる


あぁ、甘い


「……どんな事情だ」


「それは教える義理はない。姫になるとは言ったがお前らを信じたとは言ってない。まぁ、のちにお前らもわかる」


苺にフォークを突き刺し


「あまり詮索すると……痛い目見るぞ」


そのまま苺を口に入れる


少し、酸っぱいな。まだ苺の季節じゃないから仕方ないか


「お前って本当に変なやつだな!」


嵐斗がチョコレートケーキを食べながらそんなことを言う


「あぁ、それはどーも」


変って言葉は気に入らないがな


半分残っているケーキを机に置く