極悪非道の暴走族








倉庫につくと改めて思う


今まで潰してきた族の倉庫よりでかい


「…………冬李?」


首をかしげて待っている優稀


てか、優稀って言いにくいな


「なぁ、優って呼んでもいいか?」


「……あぁ、別にいいぞ。お前だけだぞ、呼ばせてやるのは」


ポンポンと頭をなでた優


…………子供扱いしてね?


ポケットに手を突っ込み優の横を歩く


「「「おかえりなさいっ!」」」


下っ端が大きな声で挨拶をする


私からしたらうるさいと思うけど


「え、おん、な?」


「う、そだろ?総長が?」


私を見て顔を染める奴もいれば睨んでくるやつもいた


まぁ、そんなもんだな


私はため息をついて優について行った


「………後で紹介するからあいさつ考えとけよ」


「あぁ、わかった」


黒髪をなびかせながら私は歩く


流石にそろそろ切るか


あまり長くても邪魔だ