極悪非道の暴走族





稀子と少し話しながら学校に向かった


「あんた、A組なわね?」


私をまじまじと見上げる稀子


「は?なんかあんの?」


「A組って特進クラスよ。優稀さんたちも確か……」


へぇ?


「まぁ、いいか。んじゃな、稀子」


手を振って教室に入る


「あ!冬李くん!」


私を見ると近寄ってきた女


あー、だれ?


「………あんた、誰」


「え?」


私を見て呆然とするこの女


(※敵とみなしたものは存在すらを記憶から消します)


「………っ、冬李。お前、このクラスだったのか?」


「あー、うん。あ、そうだ。ありがとな、優稀」


頬を少しかきながら言う


「……別にいい。お前が元気になったんならな」


私の頭に手を乗せた優稀


「……冬李くん。この人たちと仲良くしちゃダメだよ!」


私の腕を後ろから引っ張ってくる女


まだ、居たのかよ


「……………ほんとお前誰?」


私は眉間にシワを寄せ女を見下ろす