極悪非道の暴走族






「……私は少し寝る。航哉、ありがとな」


「へいへい。おやすみ」


「あぁ、おやすみ」


ーパタリ


扉が閉まるのを聞いて私はパソコンを取り出す


一応情報見とかないとな


一日でも放置してたらやばいやばい


ーカタカタカタカタカタカタカタカタ


キーボードを叩く音が響く


この音好きだ


なんか落ち着く


まぁ、今は熱があるからあんまりだが


「あぁ、鬼牙が動き出したか。はぁ、皇龍が潰してくれるだろうな。俺、めんどくさいから手ださないぞ」


独り言をつぶやいてパソコンの電源を落とす


「………私が手を出すのは…私が出るのが必要だと感じた時だ」


ぼそりと呟き私は目を閉じる


そして夢の世界とは言い難い残酷で暗い世界に飛んだ