八坂が戻ってきたと同時ぐらいに冬李の点滴が終わった 「じゃあ、また」 八坂に丁寧に冬李を持たせ部屋から出た すっごい睨んできたけどさ 極道なんで、そんなの怖くないね 「お嬢、もう少し気をつけてくださいよ」 「はいはい、うるさいから」 八坂を黙らし車に乗り込む 「お嬢の家まで」 運転手が無言で車を動かしだした さて、冬李 あんた物凄く厄介な奴に惚れられてるよ あれは、狂気だ あんたが大丈夫であることを祈ってる 稀子side end