めんどくさいけど、航哉に電話しとくか
冬李の鞄から携帯を取り出し航哉を探す
あぁ、あったあった
ープルルルルプルルル…プツッ
『もしもし、んだよ?姉貴』
「冬李じゃない。瀬山稀子だ、アホ」
『あぁ、あんたか。なんで姉貴の携帯使ってるわけ』
どうでも良さそうな航哉
「航哉、あんた学校終わったら私の家に冬李迎えに来い」
『んだよ?姉貴倒れたのか?』
「そういうことだよ。てことで、よろしく」
『あぁ、わかった』
ーブチッ
それを聞いて電話を切る
てか、冬李が風邪とかありえないんだけど
というか、優稀さんと弥生さんの視線が痛いんだけど
「なんですか、二人とも」
「……"きょう"って誰だ」
あぁ、そのことか
「知りませんよ。冬李を知ったのは中2の時なんですから。その前のことはなにも知りません」
だいたい、友達って関係じゃなかったし

