「熱が高いな……一応点滴打っとくか」
診察台の上に寝ている冬李の息が荒かった
航哉にでも電話する?あ、でも冬李が嫌がるか
なら、冬李のお母さん?お父さん?
いや、両方ダメだな
はぁ…私の家に引き取るか
「……あの、冬李の点滴終わったら私の家連れて帰りますね」
私が二人にそう話しかけると
「俺が連れて帰る」
と、いいだした
「あのですね、優稀さん。冬李はまだあなたがたの仲間になるとは言ってないんですよ」
言葉に詰まる優稀さん
ということで、よろしく
私は携帯を取り出し電話をする
「あ、もしもし。白葉総合病院に30分後迎えよろしく」
『……お嬢、学校は……』
「行ってない。休むとでも言っとけ。じゃっ」
私の側近に連絡をして、切った
長電話する必要は無いから

