極悪非道の暴走族





「冬李が熱で倒れて、たまたま優稀さんに会ったんです。それで、ここに」


「そうなんだ。ここ、僕の親の病院なんだけどね」


笑いながら弥生さんは言った


あはは、ですよね


「じゃあ、行こっか。冬李ちゃんとこ」


弥生さんはメガネをあげそう言った


大分、受付より離れたところにある部屋に入る弥生さん


「ちょっと、優稀。来るなら言ってよ」


弥生さんが優稀さんに怒った


うん、怒った?


いや、怒ったとはいいがたいかな


ただ言い聞かせてるだけな気がする


私はただただそれを眺めていた