極悪非道の暴走族





優稀さんは冬李のワイシャツを胸元までボタンを外した


いや、それはまずいんじゃ……


丁寧に冬李を抱き上げている優稀さん


もしかして…冬李に惚れた?


いや、そんなわけないよね


でも……優稀さんが冬李を見る目が普通とは違う


なんか特別な感情があるのか


「…………冬李」


聞こえるか聞こえないかの声で優稀さんは呟いた


「……っ、きょ、う」


冬李がうなされながらそう言った


きょう……


その名前を聞いた瞬間、優稀さんの瞳には怒りが見えた


やっぱり惚れたのか