ブチッと音を立てて切られた


つか、航哉いるんじゃないの?


あ、遊びに行ったのか


ちっ、最悪


「はぁー…… 」


「冬李?誰から?」


「あ?知らね」


「え?!」


なに?そんなに驚くことか?


「とりあえず、俺は帰る」


「まだいろいろ話したいことあるんだけど」


「じゃあ、明日にしてくれ」


カバンを握り私は優稀さんの横を通ろうとした


ーガシッ


「………………明日、返事を出せ」


「はいはい、わかった」


その腕を振り落とし家にへとかえる