極悪非道の暴走族








「…………女?」


………おい、こら


「え、女?!そう言われてみてみれば女に…」


おい、女たらし


「んー?そうかな?僕は男に見えるよ?」


うん、弥生に助けてもらった気分


「…………………女……だな」


おい、優稀さん


何言ってくれちゃってんの


「よく女に見られるけど俺、男だし」


集めたい物も集められなくなるだろーが


「…………なら~、髪の毛でわかるよね~」


いつの間にか目を覚ましていた蒼翔が私の背後に立っていた


っ?!


いつのまに?!


振り向いた時にはもう遅く……ウィッグはとられた


私の髪が腰まで落ちてくる


「「「「「……っ」」」」」


皆が息を止めた


ちっ、最悪……こいつ気配消しやがったな


当の本人は全く気付かず