極悪非道の暴走族







「はぁ……………」


寝るか


「あー!私の寝床に誰かいるー!」


あ?


下を見ると小さい女がギャンギャン言っていた


「…あー、悪い。ちょうどいい場所だったから」


カバンを片手に木から降りる


「ん?あれー、なんか見たことあるぞ?
んー、誰だっけなー……」


いや、私も見たことあるわ。このちび


「瀬山稀子」


瀬山稀子(せやまきこ)だ


「え、やっぱあったことあるよなー。
んー、あー、ん?」


え、こいつこんなに百面相だったっけ


「あ!航哉!鈴堂航哉だ!」


「航哉じゃねぇし。冬李だ、ボケ」


ギロリと上から見下ろす


「っ、ぇぇぇぇ?!冬李ってお……」


「それ以上言ったら潰すぞ?」


黒い笑みを貼り付けて言った