極悪非道の暴走族







「別にこだわってはない。
ただのルールだな。俺たちの」


眩しい空を見上げる


ま、そんなのはどうでもいいんだけど



「もっとましな作戦考えてから現れたら?」


カバンをかけ直しそう言った


あんまり来られても迷惑だ


「…………冬李………か」


優稀がそう呟いていたのは知らない


校門の前まで行くと愛海がいた


私を見つけると表情を明るくして…………


「冬李くんっ!」


走って近寄ってきた


おい、ほかの女どもが睨んでるぞ


「大丈夫だった?!怪我してない?!」


「してない。大丈夫だ」


よかったぁ……と声を漏らし安堵する愛海


別に心配することなんてなかった