極悪非道の暴走族








しばらくすると車が止まった


優稀さんが車の扉を開けおりていった


私も下ろされ後ろをついていく


あぁ、鉄と生臭い匂いがする(自分の服から)


ちっ、やっぱ怒られるな


「皆さん、お帰りなさい!」


この時間帯に下っ端は数人しかいないのか


とりあえず帰りたいんですけど


下っ端なんて私見て睨んでるし


睨んでくるなら私を帰らせてくれ


そのまま階段を上がらされ部屋に入れられた


…………なんの話するんだか


そして、無理やりソファに座らされた