「………あー……めんどくせぇ」
今のうちに帰るか……
パソコンを鞄の中に直し木から飛び降りる
ーガサッ
「……………誰かいるのか」
ちっ……人いたのか
振り返って誰かを確認する
あ、あいつは……確か皇龍総長だ
名前がなぁ……なんだったけな
「………………こんなとこで何してんだ」
「何って別に?」
「…………………ふーん」
………………なんだ、こいつ無関心なのか
なら、私と同じだな
今回はたまたま興味が湧いただけ
「…まぁ、くれぐれも気をつけたら?総長さん」
少し笑みを浮かべ立ち去ろうとした
「…………お前、どこかで会ったことあるか?」
「…………はぁ?」
あったことあるわけ無いだろ

