「ちっ、見失った!」


なんだ、嵐斗か


「…………まったく、訳の分からない奴らだ」


ぼそりと私はつぶやき屋根の上を歩いていく


まぁ、屋根の方が……帰るのが早いからな


ほら、道曲がらなくていいし


………ただたんに真っ直ぐに帰りたいだけだ


雑魚の族を倒すためにな


トンっとジャンプして次の屋根にへと飛び移る


さ、不良どもが動き出す時間がやってきた