極悪非道の暴走族






「はぁ、私は帰る」


私が立ち上がると嵐斗が立ち上がったが……


「送りは結構。6時50分だ。7時以降の私の行動を制限しないという約束だ」


「っ、でもなぁっ!!」


「でももなにも約束は約束だ。守ってもらう」


私の仕事の邪魔をするのは許さない


「じゃ、また明日」


私はそれだけ告げて倉庫から出た


さて、今日は…………雑魚を潰すか


私は暗くなりかけている空を見上げ、家にへと足を進める