父｢こんにちは、晃輔の父親の
昴〈すばる〉です。｣
そう言って右手を出したお父さん。
愛｢あ、えっと、１日彼女(？)の琴崎友愛です。｣
そう言って、右手を出すと……
晃｢いい歳して、デレデレすんな。｣
そう言って、晃が私の右手を握った。
母｢まぁまぁ、立ち話もなんだし、
そこ座りなさい、友愛さん、晃ちゃん。｣
愛｢はい。｣
私は返事すると、
晃に手を引かれ四人がけの机に並んで座った。
母｢二人は何食べる？｣
晃｢俺はいつもの。｣
愛｢えっと…私は味噌ラーメンで。｣
母｢はいよー。｣
母｢晃ちゃん、ちゃんとご飯も食べてるの？｣
晃｢食べてるよ。｣
母｢友愛ちゃん、この子めんどくさいでしょ？
美味しいものしか食べられないから(汗)｣
晃｢こいつの飯は全部美味しいから食えるんだよ。｣
母｢え？！
晃ちゃんが全部食べれるなんてすごいっ！？
お父さんのラーメンでも食べられないのあるのに…(汗)｣
晃｢ってか、客多いのに喋ってていいのかよ。
母｢まぁ、あと２人アルバイトいるから大丈夫でしょー。
でも、すごいわねー、
晃ちゃんの胃袋掴むなんてー。｣
愛｢ははははは…(苦笑)｣
父｢ほら、ラーメン出来たぞ。｣
愛｢いただきまーす！｣
