私、白城 由美〈しろじょう ゆみ〉は、


高校生になりました。



やっぱり、第一印象は大事だよね?




由「おはよー!」


クラスメイト「………」



私は少し頑張って勉強していい高校に入った。





なら、金髪の子なんて誰もいなくて。




みんな黒髪で、メイクもしてなくて。




金髪の私だけが浮いた。



由「……」


私はそっと空いてる席に向かった。


黒髪に戻そうかな…




なんて考えながら席についた。




コソコソ聞こえる、私の悪口。




『なんであんなヤンキーがここにいるの?』


『こわーい。なんか、お金とか取られそー』




私…そんなことしないのに…



こんなこと言われたのは初めてで、



心は強いほうだと思ってたのに、




わたしの心は簡単にボロボロ壊れていった。