「…そっか、学校辞めたんだ。 で? どこに転校するの?」 もう、辞めたものは仕方がない。 そんなに、『なんでやめたの?!』とかにもならない。 「おNEWパパの母校よ。」 「ふーん。」 「制服可愛いしね、 ボディーガードもパパ付けてくれたのよ?」 「ボディーガードって…セレブでも、無いのに。」 なんて、呆れながら私は言った。 「あの、学校は危ないからねー。」 「…じゃあ、なんでそんな危ない場所に子ども入れんのよ。」