晃「……落ち着いたか?」



愛「…うん……」


私が泣いてた間




ずっと背中をさすってくれてた。



黙って何も言わずに。



晃「何があったのか…聞いてもいいか?」



愛「…うん。



私も…よく分かってないんだけど…




今、お母さんが……死んだ。




それと………




來、晃、玲のお父さん達が私のお父さん、お母さん、おNEWパパと……



知り合いだったんだって。



知ってた?」





晃「え……」



愛「もしかしたら、


私たちの出会いはたまたまじゃなかったのかも。



全部仕組まれてたことなのかもね。」




晃「ゆう……



もし仕組まれた出会いでも、


俺らは絶対に仲良くなるなんてわかんねーよ?


だから、お父さんに感謝しねーと。」




愛「え?」



晃「俺らを出会わして下さって。」