裕二「なーんてな。



拳は好きな奴のために使え。」




玲「あ、あなたのお名前は……」



裕二「俺?



俺は、琴崎裕二。




フツーのおっさんだ。」




そう言って、裕二さんはポケットに手を突っ込み俺に背を向け歩いて行った。