体育館裏に来たけどまだ奏太くんはいなかった。 さすがに走った後すぐには来れないか… これならうちのクラスのリレー見てから来れば良かったなー。 そう思ってると _グイッ あの時と同じように手を力強く引っ張られ、私は横によろける。 気がつくと私は… 『…え?』 あの時と同じく奏太くんの腕の中にいた。