「そうだよー。数時間ぶり?だね!」
「なんだ。奏太の知り合いだったのか。俺はてっきりまた…」
奏太くんが反応したのを機に他の人たちもやっと反応を見せ始める。
いや、遅いよ。
私のさっきまでの羞恥心はいったい何だったんだ…。
「そーだよ!って言っても朝場所を案内しただけだけどね。
それに隼人っち。
この子はそんな子じゃないと思うよ。
なんというか…僕が保証する。」
また…とか保証するとか何の話だろう…
奏太くんの言葉に隼人っちと呼ばれた人は「うーん。」っと腕を組み、何かをしばらく考えているようだった。
「奏太がそう言うなら仕方ない…な。
おい、新人!」
いきなり声を掛けられ、私はビックっとして
『ひゃい!』
噛んでしまった。
周りのみんながクスクス笑う。
恥ずかしすぎ……
それで、
考えていたこと決まったのかな?
どんなこと言われるんだろう。
「お前陸上は好きか?」
『…え?』
予想外の質問に私はポカンとする。
「もう一度聞く。
陸上は好きか??」
そんなの決まってる。
じゃなきゃ、私は愛とあんな約束はしないし、今ここにもいない。
いくよ、
せーの!!!
『はいっ!大好きです!』


