「…な。そんなこと一言も!!」
そんな顔赤くされて言われても説得力ないよ。朱理。
4月から薄々感じてはいたけど確信したのはこの前の朱理の事件の時。
やっぱりそうだったんだ。
幼なじみだなんて意地を張っちゃって!
『朱理。その焦ってる顔可愛いよー。
ありがとう!私目覚めた!』
「バカなこと聞くんじゃなかった!
でもあたしまだ好きとは認めてないんだから!」
まだそんなことを言う朱理を
はいはい。っとなだめながら、
私は声を潜めた。
「で、他に転校生の情報は?」
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