しかし、目を瞑ってしばらくしても何も起こらなかった。 なんだ、やっぱビビって… 「もうこれくらいでいいだろ。」 違う。 この声は、優だ。 優が止めてくれた? 「優、これどういうこと…。」 そしてこの声は凛花?! どうして…… 気が抜けたあたしはしばらくして地面に倒れむ。 あれ?世界が反転してる? 優、そんな心配そうな顔しないで。 凛花もそんな泣きそうな顔しないでよ。 あたしは、 まだまだ全然大丈夫。 元気だ…よ でもなんか瞼が重たい…な しばらくしてあたしの視界は真っ暗になった。