「いや、違うと思うぞ。」
『そうなの?』
「あいつはお前のことすごい気に入ってるし信用している。
まぁ、朱理は昔からあんなんなんだよ。
だから、あんまり気にするなって。」
部活でアップのジョギングをしている時朱理のことを尋ねてみると優はそういって笑った。
なんだ…良かった。
幼馴染の優がいうならきっと大丈夫。
走り終わった後ストレッチを始める。
暑い…今何度だろ?
隣をみると優と目が合う。何か言いたそうな目。
「あのさひとつ言っておくけど朱理は…
「注目!今日の練習メニュー発表するぞー!」
優はその後何かを言いかけたけど、顧問の先生の声で言うのをやめてしまった。
何だったんだろう。
まぁ、後で聞けばいっか…!


